株式会社 COWROAD - 弟子屈町 美留和

経営理念

『COWROAD』は北海道の東に位置する弟子屈町で酪農を営んでいます。
すぐそばには透明度で世界的に有名な摩周湖や、日本最大のカルデラ湖で湖畔に多くの温泉が湧く屈斜路湖、さらにかつて硫黄の採掘場であり、今もなお噴煙を出し続ける硫黄山などの大自然に囲まれる場所で経営をしています。

「地域のためになる牧場にしたい」

昭和30年に牧場を開場し、50年以上の歳月が経過した2010年の5月に法人化しました。
かつてこの地域には200戸ほどの入植した家族で営む農家がありましたが、現在は6戸程度の農家が残るほどになってしましました。農家は減るが土地は残ります。
この土地は、かつてこの地で農業を営むために移住した方々が困難を極めながらも達成した開拓の結果であり、引き継ぐ者がしっかりとその土地と思いを引継ぎ大切にしていかなければなりません。そのためには受け皿となる農家が必要になります。私たちはその受け皿となりしっかり守ることが使命だと考えています。
土地を引き継ぐことによって経営規模は拡大します。収穫する牧草が増えると牛が増え、牛が増えるとそれに携わる人も増えることになります。この雇用を創出することにより地域の人口やインフラを守ることにつながると考えています。この地域のコミュニティーの維持、更なる発展、未来へ続く持続可能な酪農にするため、努力を日々重ねています。

株式会社COWROAD
代表取締役 渡邉 良雄